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「概念分析の社会学からはじめる書棚散策2」フェア開催(紀伊國屋書店新宿本店)
2016/04/08
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2014/06/03
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フェア「酒井泰斗プロデュース 実践学探訪」紀伊國屋書店 新宿本店3階にて開催
2014/03/25
概念分析の社会学
社会的経験と人間の科学
エスノメソドロジー研究の新展開
「概念分析」とは規範の分析にほかならない。多彩なトピックにおいて、各分野で重視される概念の用法を具体的に分析。そこから社会を成り立たせるシステムの一面をあぶり出した、エスノメソドロジー研究の新展開。
■編者による紹介ページへ
■エスノメソドロジー・会話分析研究会>研究会会員の著作紹介
【著者紹介】(*は編者)
酒井泰斗*(さかい・たいと) 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程中退。音楽制作会社を経て現在は金融系企業のシステム部に所属。ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp)。
浦野 茂*(うらの・しげる) 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。社会学専攻。青森大学准教授。
前田泰樹*(まえだ・ひろき) 一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。社会学専攻。東海大学准教授。
中村和生(なかむら・かずお) 明治学院大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学専攻。明治学院大学他非常勤講師。
はじめに
◇ナビゲーション1
第1章 類型から集団へ ─人種をめぐる社会と科学─ 浦野 茂
1 問題としての人種の概念
2 ある論争から
3 『人種に関する声明』
4 集 団
5 人種概念の二重性
6 人種はどのような意味で生物学的実在か
7 人種をめぐる社会と科学
第2章 遺伝学的知識と病いの語り ─メンバーシップ・カテゴリー化の実践─ 前田泰樹
1 はじめに
2 遺伝学的知識とリスク
3 「ごくまれな」と「私たちすべてにとって」
4 「私たちすべてにとって」
5 「ごくまれな単一遺伝性疾患」
6 結びにかえて
◇ナビゲーション2
第3章 医療者の〈専門性〉と患者の〈経験〉 安藤太郎
1 はじめに
2 反精神医学運動とその限界
3 ナラティブ・セラピーと「逆立ちした専門性」
4 ナラティブ・ベイスド・メディスンと「シャトル外交」
5 検討の対象
6 〈経験〉の語り
7 医療の管轄領域の線引き
8 むすびに
第4章 触法精神障害者の「責任」と「裁判を受ける権利」 ─裁判と処罰を望むのはだれなのか─ 喜多加実代
1 精神障害と犯罪をめぐる争点
2 責任追及や裁判の要求とループ効果
3 責任追及と裁判の要求と観察法 ─どのような「変更」の主張なのか─
4 「当事者」の分類 ─「人々の分類」の文脈依存性─
5 触法精神障害者による責任追及と裁判をめぐる議論
6 1980年前後の責任追及と裁判をめぐる議論
7 結びにかえて
第5章 「被害」の経験と「自由」の概念のレリヴァンス 小宮友根
1 はじめに
2 反ポルノグラフィ公民権条例
3 「行為」か「表現」か
4 ポルノグラフィと「女性の被害」
5 おわりに
第6章 化粧と性別 ─〈素肌〉を見るやり方─ 上谷香陽
1 化粧とは何か
2 化粧と社会
3 現代化粧の諸相
4 「素肌」を発見する
5 化粧することにおける/としての「素肌」
6 「素肌」をもつ人
◇ナビゲーション3
第7章 優生学の作動形式 ─永井潜の言説について─ 石井幸夫
1 はじめに
2 花園の園丁
3 神への道
4 科学を遂行する
5 おわりに
第8章 科学社会学における「社会」概念の変遷 中村和生
1 はじめに
2 〈制度としての科学〉と〈科学の内容の社会性〉
3 サイエンス・ウォーズ
4 テクノサイエンス研究 ─社会決定論の解体と「計算の中心」─
5 STS の政治論的展開を支える一つの軸 ─「科学 vs. 社会」─
6 結びに代えて
おわりに
索引
◇ナビゲーション1
第1章 類型から集団へ ─人種をめぐる社会と科学─ 浦野 茂
1 問題としての人種の概念
2 ある論争から
3 『人種に関する声明』
4 集 団
5 人種概念の二重性
6 人種はどのような意味で生物学的実在か
7 人種をめぐる社会と科学
第2章 遺伝学的知識と病いの語り ─メンバーシップ・カテゴリー化の実践─ 前田泰樹
1 はじめに
2 遺伝学的知識とリスク
3 「ごくまれな」と「私たちすべてにとって」
4 「私たちすべてにとって」
5 「ごくまれな単一遺伝性疾患」
6 結びにかえて
◇ナビゲーション2
第3章 医療者の〈専門性〉と患者の〈経験〉 安藤太郎
1 はじめに
2 反精神医学運動とその限界
3 ナラティブ・セラピーと「逆立ちした専門性」
4 ナラティブ・ベイスド・メディスンと「シャトル外交」
5 検討の対象
6 〈経験〉の語り
7 医療の管轄領域の線引き
8 むすびに
第4章 触法精神障害者の「責任」と「裁判を受ける権利」 ─裁判と処罰を望むのはだれなのか─ 喜多加実代
1 精神障害と犯罪をめぐる争点
2 責任追及や裁判の要求とループ効果
3 責任追及と裁判の要求と観察法 ─どのような「変更」の主張なのか─
4 「当事者」の分類 ─「人々の分類」の文脈依存性─
5 触法精神障害者による責任追及と裁判をめぐる議論
6 1980年前後の責任追及と裁判をめぐる議論
7 結びにかえて
第5章 「被害」の経験と「自由」の概念のレリヴァンス 小宮友根
1 はじめに
2 反ポルノグラフィ公民権条例
3 「行為」か「表現」か
4 ポルノグラフィと「女性の被害」
5 おわりに
第6章 化粧と性別 ─〈素肌〉を見るやり方─ 上谷香陽
1 化粧とは何か
2 化粧と社会
3 現代化粧の諸相
4 「素肌」を発見する
5 化粧することにおける/としての「素肌」
6 「素肌」をもつ人
◇ナビゲーション3
第7章 優生学の作動形式 ─永井潜の言説について─ 石井幸夫
1 はじめに
2 花園の園丁
3 神への道
4 科学を遂行する
5 おわりに
第8章 科学社会学における「社会」概念の変遷 中村和生
1 はじめに
2 〈制度としての科学〉と〈科学の内容の社会性〉
3 サイエンス・ウォーズ
4 テクノサイエンス研究 ─社会決定論の解体と「計算の中心」─
5 STS の政治論的展開を支える一つの軸 ─「科学 vs. 社会」─
6 結びに代えて
おわりに
索引
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