コミュニティ・ラーニング

組織学習論の新展開

コミュニティ・ラーニング

NPOと地域、地域企業、企業内のCOP(実践共同体)、企業間関係、SNSなどにおける人的集合体の学習のあり方を考察。

著者 吉田 孟史
古澤 和行
涌田 幸宏
弘中 史子
寺澤 朝子
今田 聰
ジャンル 経済・経営  > 経営学
テキスト
出版年月日 2008/04/01
書店発売日 2008/04/21
ISBN 9784779502453
判型・ページ数 4-6 ・ 194ページ
定価 2,420円(税込)

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人的集合体における知情意の学習理論。
人的集合体=コミュニティはどのようにして知識を創造し、獲得し、普及し、蓄積していくのか。NPOと地域、地域企業、企業内のCOP(実践共同体)、企業間関係、SNSなどにおける人的集合体の学習のあり方を考察。

【著者紹介】(*は編者)
吉田孟史*(よしだ・たけし)
青山学院大学経営学部教授(経営学)
1986年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。『コンカレント・ラーニング・ダイナミクス』(編著、白桃書房)、『組織の変化と組織間関係』(白桃書房)など。

寺澤朝子(てらさわ・あさこ)
中部大学経営情報学部准教授(経営組織論)

弘中史子(ひろなか・ちかこ)
滋賀大学経済学部准教授(中小企業論)

今田 聰(いまだ・さとし)
東海マネジメントコンサルタンツ(株)経営コンサルタント(組織学習論)

古澤和行(こざわ・かずゆき)
愛知学院大学経営学部講師(組織論)

涌田幸宏(わくた・ゆきひろ)
名古屋大学大学院環境学研究科准教授(経営組織論)

序章 コミュニティ・ラーニングとは
       ――――吉田孟史
1.はじめに
2.コンカレント・ラーニングからコミュニティ・ラーニングへ
3.学習要素の多元性――知情意のトライアングル
4.学習主体のとらえ方――全人(格)性と時間
5.学習の場としての人的集合体
6.連結のあり方――合理的連結と贈答的連結
7.新たな人的集合体とコミュニティの構築
8.コミュニティ・ラーニングとは
9.結びに代えて

第1章 非営利組織にみるコンカレント・ラーニング
       組織内学習プロセスと地域内学習プロセスを分析して――――寺澤朝子
1.はじめに
2.非営利組織のコンカレント・ラーニング
3.NPO法人あっとわんの事例研究
4.結び

第2章 企業とコミュニティ・ラーニング
     たねやグループの事例から――――弘中史子
1.はじめに
2.事例企業におけるコミュニティとの関係構築プロセス
3.コミュニティ・ラーニングの進展
4.コミュニティ・ラーニングと企業成長
5.結びに代えて

第3章 企業の教育と実践コミュニティの学習
       自動車営業のスタッフ育成に関して――――今田 聰
1.はじめに
2.本章の理論的背景
3.自動車営業におけるCOP
4.企業の営業スタッフ教育と営業COPの学習
5.企業の教育研修と営業COPの学習における「知情意」の連結
6.結び

第4章 実践コミュニティ・ラーニングとイノベーション
       インテルのバスの事例――――古澤和行
1.はじめに
2.実践コミュニティ
3.インテルと実践コミュニティ
4.実践コミュニティ・ラーニング
5.結び

第5章 ソーシャル・ネットワーキングにおける学習のダイナミズム
       『ホテル・ルワンダ』公開運動の事例から――――涌田幸宏
1.はじめに
2.SNSのコミュニティ特性
3.ミクシィにおける映画『ホテル・ルワンダ』公開運動
4.ネットコミュニティにおける贈答的連結
5.結び

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