表現の〈リミット〉
何らかの権力の行使を伴う「表現すること」に対し、私たちはどのような「限界」を画し、抗することができるのか。文学・社会学・法学・倫理学などの分野から、表現における自由と制限とを考察する。
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『倫理学のフロンティア』シリーズ
【編者紹介】
藤野 寛(ふじの・ひろし)
1956年生まれ。フランクフルト大学哲学部学位(博士)取得。哲学・倫理学専攻。高崎経済大学教授。
齋藤 純一(さいとう・じゅんいち)
1958年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治理論・政治思想史専攻。早稲田大学教授。
I 他者と表現の〈リミット〉
1章 現われの消去――憎悪表現とフィルタリング――
2章 傷つける表現
3章 憎悪の再生産――ヘイト・スピーチとメディア空間――
II 芸術と表現の〈リミット〉
4章 アドルノとエンツェンスベルガー――〈アウシュヴィッツ〉以降の表現をめぐって――
5章 文学的表現と応答性――柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」――
6章 〔ヘテロ〕セクシズムと表現のリミット
7章 戦争報道写真――惨劇を再現することの困難性――
III メディアと表現の〈リミット〉
8章 パロール・エクリチュール・メール――デジタル・メディア時代における言語――
9章 「顔」をめぐる倫理と政治――顔認識における四つのイメージ――
10章 表現の自由と人格権と――『週刊文春』事件の衝撃――
11章 大衆の欲望と表現の〈リミット〉――『ビッグ・ブラザー』考――
1章 現われの消去――憎悪表現とフィルタリング――
2章 傷つける表現
3章 憎悪の再生産――ヘイト・スピーチとメディア空間――
II 芸術と表現の〈リミット〉
4章 アドルノとエンツェンスベルガー――〈アウシュヴィッツ〉以降の表現をめぐって――
5章 文学的表現と応答性――柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」――
6章 〔ヘテロ〕セクシズムと表現のリミット
7章 戦争報道写真――惨劇を再現することの困難性――
III メディアと表現の〈リミット〉
8章 パロール・エクリチュール・メール――デジタル・メディア時代における言語――
9章 「顔」をめぐる倫理と政治――顔認識における四つのイメージ――
10章 表現の自由と人格権と――『週刊文春』事件の衝撃――
11章 大衆の欲望と表現の〈リミット〉――『ビッグ・ブラザー』考――
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