表現の〈リミット〉

表現の〈リミット〉

文学・社会学・法学・倫理学などの分野から、表現における自由と制限とを考察する。

著者 藤野 寛
齋藤 純一
ジャンル 哲学・倫理  > 倫理学
シリーズ 人文・社会  > 倫理学のフロンティア
出版年月日 2005/06/01
書店発売日 2005/05/25
ISBN 9784888489492
判型・ページ数 4-6 ・ 320ページ
定価 2,860円(税込)

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何らかの権力の行使を伴う「表現すること」に対し、私たちはどのような「限界」を画し、抗することができるのか。文学・社会学・法学・倫理学などの分野から、表現における自由と制限とを考察する。

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『倫理学のフロンティア』シリーズ

【編者紹介】
藤野 寛
(ふじの・ひろし)
1956年生まれ。フランクフルト大学哲学部学位(博士)取得。哲学・倫理学専攻。高崎経済大学教授。
齋藤 純一(さいとう・じゅんいち)
1958年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治理論・政治思想史専攻。早稲田大学教授。

I 他者と表現の〈リミット〉
1章 現われの消去――憎悪表現とフィルタリング――
2章 傷つける表現
3章 憎悪の再生産――ヘイト・スピーチとメディア空間――

II 芸術と表現の〈リミット〉
4章 アドルノとエンツェンスベルガー――〈アウシュヴィッツ〉以降の表現をめぐって――
5章 文学的表現と応答性――柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」――
6章 〔ヘテロ〕セクシズムと表現のリミット
7章 戦争報道写真――惨劇を再現することの困難性――

III メディアと表現の〈リミット〉
8章 パロール・エクリチュール・メール――デジタル・メディア時代における言語――
9章 「顔」をめぐる倫理と政治――顔認識における四つのイメージ――
10章 表現の自由と人格権と――『週刊文春』事件の衝撃――
11章 大衆の欲望と表現の〈リミット〉――『ビッグ・ブラザー』考――

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