マインド・スペース

「人間とは何か」この問いに対する心理学からのアプローチを知ろうとするとき著名は良書はたくさんあるが、心理学ほど特定のイメージが一人歩きしたり難解さがつきまとうものも少なくない。そこで本書では最新の心理学の内容を具体的な形で提示し、従来の心理学テキストでは抜け落ちがちな「超心理学」「複雑系」などを独自の章として設けたのが特徴である。

【著者紹介】
磯崎　三喜年（いそざき・みきとし）
1954年生まれ。広島大学大学院博士課程中退。社会心理学専攻。国際基督教大学準教授。『人間行動入門』〔編著〕（北大路書房、1988年）、『社会集団の再発見』〔共訳〕（誠信書房、1995年）他。

小野寺　孝義（おのでら・たかよし）
1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得退学。社会心理学専攻。東海女子短期大学心理学コース教授。『新版SPSSＸⅢ解析編２』〔共著〕（東洋経済新報社、1991年）、『データ解析ミニマムエッセンス』〔編〕（ナカニシヤ出版、1996年）、『Amosによる共分散構造解析と解析事例』〔編著〕（ナカニシヤ出版、1999年）

宮本　正一（みやもと・まさかず）
1948年生まれ。九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士。教育社会心理学専攻。岐阜大学教育学部教授。『社会化の心理学/ハンドブック』（川嶋書店、1990年）、『マインド・ファイル』〔編〕（ナカニシヤ出版、1996年）、『人前での心理学』（ナカニシヤ出版、1993年）。

森　和彦（もり・かずひこ）
1955年生まれ。東北大学大学院文学修士取得後、東北大学大学院文学研究科博士課程後期３年に在籍。資格認知の発達専攻。秋田大学教育文化学部心理学研究室助教授。『乳幼児理解の心理学』（協同出版、1985年）、『マインド・ファイル』〔編〕（ナカニシヤ出版、1996年）、『看護実践のための心理学』（メディカ出版、1996年）