心理学の本を探そうとするとき,多くの人はまず図書館や書店に足を運ぶことでしょう。大きな書店であれば,「心理学」とか「○○心理学」などという分類の棚が設置されていたりして,そこに心理学関係書籍が集められています。また新書の中にも心理学関係の本が多くありますので,そこでも見つけることができるでしょう。
しかし,図書館となるとそう簡単に目的の本があるところにたどり着けないかもしれません。山のようにある棚の中で,あちらこちらと探しているうちに疲れてしまうということは少なくありません。パソコンでOPAC(Online Public Access Catalog)などを利用して書籍の検索ができるようになっているところも多いでしょうが,キーワードや著者名が浮かんでこないと検索もできませんし,タイトルをざっと眺めながら探したいという時もあります。
そこで覚えておくと便利なものが,背表紙に貼ってある分類コードです。三段に分けて記入されていることが多いのですが,その一番上の最初の3桁が目安となります。日本十進分類表(NDC)を使っている図書館が多いと思いますが,心理学はその分類でいうと140番台になります。
しかし,残念ながらそこに全てが集められているわけではありません。360番台が社会,370番台が教育なので,このあたりにも心理学の本が多くあります。360番台には社会心理学,組織心理学,産業心理学などが,370番台には教育心理学や学習心理学といった分野が入ります。臨床心理学関係であれば490番台の医学・薬学に位置することもあります。このサイトの▼関連図書・文献から検索結果にリンクがはってありますが,そこで確認してもらえばわかるように,この4つのいずれかに分類されることがとても多いのです。この4つを覚えておけば,それほど動き回らずに目的の棚の前にたどりつけると思います。